知床旅行 その3

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 知床の旅 その3

 知床ツアー3日目

 知床から根室方向へのバスツアーになる。

 2日目の夜は屈斜路湖畔温泉に宿泊。

 宿に到着後、夕食の後で津別峠夜空鑑賞があったが、眠いのでパス。

 翌朝早朝4時30分出発の津別峠雲海ツアーに行った。

 早朝眠い、寒い、横浜30度の服装ではだめだ。

 用意して来た、コートを着て参加した、

 津別峠の頂上には、絶景な場所に、町の施設がある。

 屈斜路湖、知床、斜里の山々が、施設の周囲に見えて、景色は素晴らしい。

 特に屈斜路湖の東側から登る朝日はきれいだ。

 屈斜路湖には朝霧が発生して、峠の下に流れてくる、

 まさしく雲海。ガイドの説明によれば、下から見れば、雲。峠にかかれば、霧。

 上から見れば雲海。

 その雲海が屈斜路湖方面だけでなく、知床方面前後左右に雲海は広がる。

 その雲海の東側から朝日が昇りだす、風景は素晴らしかった。

 富士山で見た、初日の出のようである。

 この景色が、手軽に見える。町の施設は素晴らしいが、維持費にお金がかかるらしい。

 観光客のツアーの収入が頼りらしい。

 絶景な峠の景色には、満足した。

 ツアーの旅は野付半島のトトウラへ。

 細い馬の尻尾のような、野付半島

 観光船で野付湾を行くと、数10頭のアザラシが頭を出して歓迎してくれた。

 こんなに沢山の野生のアザラシを見たのは初めてだ。

 野付半島の先端まで観光船で行き、今度は徒歩で狭い半島の遊歩道を歩いて見学。

 ハマナスやススキ、日光キスギなどの,野草が美しい。

 厳しい気候のこの小さな半島の上でしぶとく、咲き乱れる野花。

 頑張れよ、いとうしさを感じる。

 又半島の左右の海の景色もきれいだ。

 国後、歯舞群島も見えた。

 あの島々は,もともと日本の島だった。

 ロシアは絶対に返還してはくれないだろう。

 根室にも行ったが、20年前に行ったころに比べると、過疎化が進み、さびれていた。

 サンマやカニが昔ほど取れなくなったという。

 国後や歯舞に住むロシアの人が、漁業で生活しているのであろう。

 今夜は厚岸で生カキ、ホッキ貝、などの海鮮炭火焼きバーベキュウ。

 たらふく食べて飲んだ。生きている幸せを感じた。

 北海道はデッカイドーー。

知床旅行 その2

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  知床旅行 その2

 楽しみにしていた、知床半島先端までの観光船が荒天のためキャンセルになったので、徒歩で知床5湖を見学する。

 知床が世界文化遺産になる前、20年前に来た時には、熊が出そうな、細い山道を、草をかき分け歩いて見学に行った、記憶があるが現在は、きれいに整備された遊歩道になっていた。

 きれいな木でできた陸橋が,知床5湖がみえるところまで、繋がっている。

 陸橋の橋の両側には、電線が張りめぐり、熊が近づくと電線の電流が流れるようになったいる。

 これでは、熊さんは近づかないかもしれないが、観光客は熊を見ることは出来ないだろう。

 熊さんの変わりにエゾシカの群れが我々を歓迎してくれた。

 午後は、何を見学するのか。 

 フレバの滝散策

 断崖絶壁の中にある滝を陸上から、ガイド付きで見学に行く。

 ガイドさんは20代の若い娘さん。

 熊が出ます。

 熊が出たら、大声を出さないで下さい、

 走って逃げないで下さい。

 私の近くにお集まりください。

 私の指示に従って下さい。

 あたかも、すぐに熊が出てきそうな、説明である。

 見ると、若いガイドはチョッキのようなものを着て。左胸の上には、水を付けていると思ったら、クマよけのスプレーを付けて左胸の上には、音の出る警報器みたいなものを付けている、

背中にはリックサック 、何が入っているのだろう。

 この若い娘のガイドさん、

 年寄りで言うことの聴かない、15名の観光客を熊から守ることが出来るのだろうか、

 熊が出てきたら、俺が先頭になり、剣道の気合で追い払ってやるから、安心しな。

 とは、言わなかった。

 ガイドさんの説明で、あまり整備されていない遊歩道を滝に向かった。

 途中、ガイドによる説明の中で、松の木の話には興味がわいた。

 北海道は松の木が多いという。エゾ松、トドマツ、カラマツ。

 本州のクロマツアカマツの木はない。

 秋には赤い葉になる、アカエゾマツ。

 松が森を作っている。

 杉の木がないので、花粉症の人は、春には、北海道に来ると治る。

 そんな説明で、松の木の北海道での重要性について学んだ。

 松の木は風の強いとこでは、小さく低く岩の間にも生育する、これを寝松という。

 俺の文章はオソマツだ―

中秋の名月

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中秋の名月

 うさぎうさぎ 何見て跳ねる

 15夜お月さん見て跳ねるーー

 俺が幼少のころ、良く歌っていた歌だ、

 暑かった夏も最近ようやく涼しくなって、秋の訪れを感じるようになった。

 秋になると空気が澄み渡り、空の色も青さを増してくる。

 日中青い空に浮かぶ雲を眺めるのも楽しい。

 夜になると大空には満天の星が輝く。

 その中に明るさを与える月の輝きは素晴らしい、

 中秋の名月はいつですか。

 子供達に尋ねた。

 30日です、と答えた子供に対して俺は満月は15日だろうと、適当に答えた。

 これは俺の間違い。

 子供が言った30日が正解である。

 今年の中秋の名月は10月1日であった。

 中秋の名月必ずしも満月にならず、1日遅れの10月2日が満月になる。

 俺が、15日が満月と思っていたが、10月1日は旧暦で8月15日になる。

 昔の人は月の満ち引きで日日を決めていた。

 それでも中秋の名月は1年で一番月がきれいに見える日でもある。

 中国では、祝日になり家族でお月見をする。

 その際、月餅というお菓子を家族で食する、 

 月餅は丸くてお饅頭位の大きさ。

 俺には甘すぎるお菓子で中華街ではいつでも販売している。

 丸の様に家族仲良く、家族の輪を作りましょうと、お月見をしながら家族全員で月餅を食べるという。

 日本ではちょっと、ニュアンスが異なる。

 日本人は中秋の名月には、すすきや秋の7草を飾りお団子を添えてお月見をする、

 つまり収穫祭を意味する。

 中秋の名月の時期には。お米の収穫時期なので、豊作を感謝して月にお参りする。

 すすきはお米のお菜穂を意味する。

何はともあれ、きれいな満月を見ながら、お酒を飲むのは最高だ、

 耳を澄ますと、秋の虫の合奏も聞こえて、いい気分になる。

 飲みすぎるなよ。

 あの、満月に向かって,かぐや姫は旅立って行ったのであろうか。

 竹取物語を思い出す。

 月見る月は多かれ度、月見るは、この月の月、詠み人知らず

 

 月見る月は、多かれど、トイレからの月は臭いのー  国定忠治

 月の引力が見える町、佐賀県諫早市を思い出した、

 満月の日は潮の大潮になり、海の水の満ち引きが一番多い日でもある。

 

彼岸花

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 彼岸花

 我が家の小さな花壇には毎年彼岸花が咲く。

 今は亡き、義父が鹿児島から苗を持ってきて植えたものだ。

 我が家では、鹿児島のジーサン花と呼んでいる。

 彼岸花が咲くと、やさしかった義父の思い出が湧き出てくる。

 不思議な花だ。

 9月初旬に、夏の花が枯れて何もない所に、突然、にょきにょきとツクシの様に芽を出す。

 あれよ、あれよ思っているうちに10CM位に成長して、我が家では黄色い花が、それもお彼岸に近くに咲くので、ジーさんが、やってきたぞと話題になる。

 彼岸花は別名、マンジュシャゲ

 放射線状の花なので、マンジュシャゲと呼ぶのか

 昔は田んぼのあぜ道には、赤い彼岸花が良く咲いていた、

 彼岸花の根には毒性があるので、田んぼにネズミやモグラ,虫が近づかない、

 お墓にも咲くので、お墓花、幽霊花とも呼ぶところもある。

 狐花、灯篭花、仏花、昔から日本に在る花だ。

 咲いた花には葉っぱは、ない。

 花が枯れるころ,葉が付くという。

 その葉は春に沢山の花が咲くころに枯れてしまう。

 種はない。

 球根で繁殖する。

 球根には毒があるがすりつぶして、さらしておくと、でんぷんになる。

 昔は、でんぷんの原料に使ったいた。

 彼岸花が咲きだすと、やがて寒い冬がやって来るのか。

 彼岸花と同じころ、野山に行くとリンドウの花も咲きだす。

 青、水色、紫色の花が咲く。

 花の長さは15㎝-45㎝くらいのかわいい花。

 りんりんどうのーー

 こんな歌もあったなーー

 子供のころ秋に、家の近くの野山で遊んだことを思い出す、リンドウの花。

 リンドウの花は、晴天に空に向かって、大きく開く。

 空に向かって、頑張れと言っているように感じるのは俺だけかな。

 又、秋になるとススキやコスモスも満開になる。

 箱根の仙石原のススキを見たくなった。

 箱根の温泉宿でススキと秋の中秋の名月を見ながら、温泉につかりながら、一杯飲みたくなった。

 ゴーツウ 箱根温泉

 

知床旅行

知床の旅

 連日新コロナの感染状況が報道されるが、一向に患者数が減少しない。

 そのような状況の中で旅行などしてはどうか、悩んだ。

 もう少しの人生、見たいものは見ようという結論で、かねてからもう一度行ってみたいと思っていた、北海道の知床に行くことにした。

 絶景、遊覧観光船、いつもの観光コースよりさらに知床半島の先端まで行きます。

 アザラシなど珍しい動物を見ることが出来ます。

の宣伝に乗りツアーを申し込む。

 知床の観光船に20数年前に乗った時は感動した。

 舟の周りには大きなウミネコカモメが乱舞する。

 餌をやろうとすると。手の先まで近づいてきて餌を食べる。

 きれいな色の目が輝いているカモメの群れ。

 バックミュージックが良い。

 森繁久彌知床旅情

 知床の岬にハマナスの咲くころ

 思い出しておくれ俺たちのことを

 飲んで騒いで丘に登れば

 遥か国後に白夜は開ける

 いいなー。

 そんな光景を思い出しながらの出発になる。

 女満別空港からいざ知床へ

 途中、浜小清水駅でトイレ休憩

 ハマナスのお花が沢山咲いていた。

 ハマナスの実は赤い。

 赤い実をジャムにして食べると美味しいらしい。

 熊のぬいぐるみがあったので、ぬいぐるみと一緒に並んで記念撮影して、知人にメールで送った。

 奥さん太ったねーー

 そういえば家内の体形は熊のようでもあるが、熊ではない。

 熊より怖い。

 翌日、あこがれの知床観光船に乗るつもりでバスに乗ると、ガイドの説明は、今日は観光船は荒天のため出航しません。

 代わりに地上からの知床5湖の見学になります。

 なんだと。

 その観光船に乗るために、この旅行を計画したのに。

 お金を返せ、ハイ5千円お返しします。

 お金の問題ではない。

 旅行案内にも観光船のキャンセルは記載されています。

 パンフレットを見ると、小さい字で観光船キャンセル場合の記載があった。

 天候には、かなわないか。

 しょうがない、この観光船を楽しみにしてきたのに、

 残念無念。

 人生いろいろあるな、これも人生か

 俺の行いが悪かったのか、 残念

幸せのトンボ

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幸せのトンボ

 暑い暑い今年の夏も9月近くなると秋らしくなる。

 秋になるとトンボが多数飛びかくようになる、。

 トンボは古代から生息しているらしい。

 日本の古い書記にもトンボが出てくる。

 川や池、水のあるところでヤゴとして水の中で生息する。

 水の中では、蚊の子供のボウフラなどを食べるので、人間のためになる仕事をしている、

 成虫になり陸上に上がる。

 そこにはヤゴであった姿はない。

 4枚の透けて見える羽と大きな頭。

 頭のすべてが大きな2つの目玉。

 目は複眼と言われ、沢山の目玉がある。

 昆虫の中で一番視力が優れている。

 蚊や蛾,蝶々を食べる。

 人間にしてみれば益虫になる

 赤や青、黄色など種類は多い。

日本には200種以上いる。

 夕焼け小焼けの赤とんぼ、追われてみたのはいつの日か。

 懐かしい唱歌を思い出す。

 赤とんぼ、ヤンマトンボ、イトトンボ

 赤トンボは、東北の田舎家や、四国でよく見た。

 関東の山や里に行くと、大きなオニヤンマが飛んでいる。

 北海道でオニヤンマと同じ大きさで、尻尾の黄色なトンボの群れを見た時は感動した。

 赤とんぼの大きさで色の異なるトンボと俺の小学生の時代に良く一緒に遊んだものだ。

 野原のヤシや草の先端に止まっているトンボに静かに静かに近づく。

 トンボに気づかれないように。

 ゆっくりゆっくり。

 トンボの1m近くになると、俺の右手で大きな円を描きながら、静にトンボに近づく。

 近づくに従って描く円を小さくする。」

 トンボの大きな目が何か、近づいたことを感知して、くるくると動き出す。

 目玉が動き出したらシメタものだ。

 しばらくトンボの目の前でくるくる俺の人指し指を回すとトンボはめまいを感じるのか動かなくなる。

 難なくトンボを捉える事が出来る。

 又、トンボ沢山飛んでいると時には、黙って、人差し指を立てていると、トンボが休憩のため、その指に止まり。

 人差し指のトンボの6本の足をおれの親指で抑える。

 ヤッター、とんぼゲット。

 子供のころトンボと遊んだことを懐かしく思い出す。

 大人のトンボはどうか。

 長渕剛のトンボ。

 コツコツとアスファルトを刻む足音を踏みしめながら、俺は俺の道を行く。

 トンボよ、どこに行く、幸せのトンボがほら、舌を出して笑ってら、

 トンボに舌はついているのか。

 つていないと思うが。

 良く調べたら、トンボには舌があるらしい。