オジン機長  その3  ラグビーW杯

 ラグビーW杯  その1

 ラグビーの世界大会が今年は日本で行われている。

 森元総理なの努力でW杯日本開催が実施できたことは、日本人にとって、喜ばしい事である。

 4年前のW杯では、日本が世界で一番強かった、南アフリカに勝利して世界のラグビーフアンを驚かせた。

 夢を再びの今年のW杯日本開催である。

 先週は、日本はロシアに勝利して今日はアイルランド戦である。

 今夜のラグビーテレビ観戦では、沢山のビールを飲むことだろう。

 ラグビーは,もともとヨーロッパの競技であり、発祥地、イギリス、スコットランドなどが、盛んで強い。

 アメリカや、カナダ、南アメリカのチームは、ヨーロッパ地方のラグビーチームにはかなわない。

 まして、アジアの日本はあまり強いチームは、育たい。

 開催国なので、外人の補充をして、何とか世界のラグビーに対抗できている。

 ラグビーはスポーツなのだが人間を育てるスポ―である。

 一人はみんなのために、みんなは一人のために。

 ワンフォア―オール、オールフォアワン。

 素敵な言葉だ。

 チームワーク、自分を鍛える。

 俺の体も、精神もラグビーで育った。

 パイロット訓練生。

 海上自衛隊飛行学生で入隊したころは、一般社会とは異なる厳しい訓練を受けた。

 特に、自衛隊に入隊しての1年間は基礎訓練で、体も脳みそも鍛え上げられた。

 朝6時起床、駆け足40分間、飯、、朝礼、

 8時30分,授業開始。

 英語、物理、数学、航空工学、天文学、気象学。

 各科目には試験があり合格しないと、パイロットは首。

 15時,授業終了直ちに別科訓練。

 体を鍛えるため無理やりラグビーをやらされた。

 当時のラグビーのコーチは予科練出身の鬼教官。

 走れ、走れ、もっと走れ。

 ぶつかれ、ぶつかれ、足元にタックル。

 のろのろしていると、ケツを蹴とばされる。

 喉が渇く、水を飲みたい。

 水は飲んでいかん、根性だ。

 海軍精神で、頑張れ。

 現代のラグビー訓練では考えられない、訓練だった。

 その訓練のため、1年もすると千葉県では強いチームとなり、秋にはあちこちの大会で勝利した。

 ラグビーで鍛えて、もらったおかげで、現在も元気に生きている。

 きつかった若い時のラグビーを懐かしく思い出し、今夜のアイルランド対日本のチームの試合を、。ビールを飲みながら楽しもう。

 俺の予想は30対5で日本の負けと予想する。

 願わくは、奇跡を起こして日本が勝利してもらいたい。