フルムーン その1
旅に出たくなった。
奥さんと相談して、旅行会社の旅行プランの中から、新幹線の日本最北端から最南端の駅まで鉄道で、くるっと、めぐる日本一周鉄道の旅5日間に決めた。
毎日、列車の中であるが、時には飛行機の旅よりも楽しいだろう。
朝早く起きて満員列車で東京駅に行く。
添乗員が一緒なので,らくちんである。
切符を渡され、旅の始まりだ。
北海道新幹線は初めての経験である。
青函トンエンは1988年に完成して、2016年から新幹線が走行しているが、まだ乗ったことがない。
新幹線の名前がはやぶさ、どこかで聞いたことがある。
東京、鹿児島寝台列車の名前か。
新幹線は早いな、あっという間に仙台駅だ。
添乗員さんがお弁当を配ってくれた。
牛タン弁当、東北まるごと弁当。
どちらも旨そう、もちろん牛タン弁当を俺は頂いた。
盛岡を過ぎ青森近くになると、雪景色がきれいだ。
東北、北海道は吹雪の予報が出ている。
関東は晴れ、日本列島は広いな。
間もなく青函トンネルに入りますの車内アナウンスがあり列車は全長54(53.85)kmのトンネルの中へ。
トンネルが出来た当時は、見学のためのトンネル内の駅が2つあったが現在は使用していない。
このトンネルの上は津軽海峡、1億円のマグロが釣れているのかな。
便利になったものだ。
俺の子供の時は、青森と函館は連絡船であった、 連絡電のドラの音を思い出す。
S29年9月には洞爺丸の事故があったな。
台風の時に青森を出港した連絡船が沈没して1152人がなくなる。
500人近くの修学旅行の学生さんも含まれていた。
それもあったので完成した青函連絡トンネル。
フランス、イギリスの間の海底トンネルよりも長いトンネルを新幹線は30分もかからず通過する。
早いものだ。
新函館乗り換え、特急スパー北斗13号で洞爺駅へ、下車、洞爺湖温泉ホテルへと行く。
北海道雪景色。
現役のころ子供たちを連れて,宿泊したホテル洞爺湖温泉ホテル。
懐かしい、洞爺湖の冬景色を眺めて、昔の楽しいことを思い出した。
俺は、またこの地に来ることが出来るのであろうか。
北海殿の過ごしやすい、夏にもまた、洞爺湖に来たいものだ。
そのためにも元気に体を鍛えておかねば。
お酒を控えて。 でも今夜は飲むぞ。