動物のいる飛行機。
夏の蚊は痒くてたまらん。
飛行機にも蚊は住んでいる。
機内で蚊やハエが飛んでいるときは、デスさんが殺虫スプレーで退治してくれる。
しぶとい蚊はそれでも生き延びる。
特に操縦席のパイロットの足で操作するラダー(方向舵)の奥は暗闇の穴になっている。
そこに隠れていた蚊は操縦中のパイロットの足元に食いつく。
北海道、女満別、釧路の蚊は本土の蚊よりも大きくしっぽが赤い。
靴下の上やら、ズボンの上からでも大きな針で突きさす。
北海道から羽田に着陸後、足の付け根が痒い時には、大きな北海道の蚊が方向舵の奥に住んでいる蚊の仕業だ。
コクピットには蚊以外に時々お邪魔する虫には、並行する。
アブや蜂、へったれ虫(青くてクワガタの大きさで触ると匂いがすごい、手を洗っても匂いは、中々取れない)
等がコクピットに遊びに来る。
北海道のトンボがやってきたことあった。
蛇足だが、北海道のトンボは黄色で大きいい。本土の小さくて赤いトンボとは種類が異なる。
飛行機には、動物の搭載できる機内と同じ空気がある貨物室がある。
そこには、犬や猫、臭いウンチをする猿。時にはライオンなども搭載する。
この動物が搭載時に逃げ出すことも、時々発生する。
昭和50年代に成田空港で何メートルもある長い錦蛇が逃げ出したことがあった。
すぐに見つかると思ったが、空港職員は逃げたニシキ蛇を発見出来なかった。
翌朝、初便のジャンボ機。
早朝勤務のデスさんは、マニアルのとうり、客室の座席の下を入念に点検した。座席の下に大きな塊。
ぎゃーー ニシキ蛇発見。
さぞ、驚いたことであろう。
インターネットで見た記事では。H24,12,5日
場所はエジプト。旅客機内でコブラが脱走。
乗客が噛まれた。ヘビ使いの手荷物から脱走したコブラ。
飛行機はカイロから、クエート行。
当局により、コブラは捕獲された、
噛まれたお客様はどうなったのか。
噛まれた男性は、傷が浅いと、病院に行くのを拒否したという。
すごいお客様もいるものだ。
蛇以外にもコウモリや鳥が客室に入り込むときもあるので、飛行前の点検は入念に行ってもらいたい。外国出発の際には、特に。