知床旅行 その2

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  知床旅行 その2

 楽しみにしていた、知床半島先端までの観光船が荒天のためキャンセルになったので、徒歩で知床5湖を見学する。

 知床が世界文化遺産になる前、20年前に来た時には、熊が出そうな、細い山道を、草をかき分け歩いて見学に行った、記憶があるが現在は、きれいに整備された遊歩道になっていた。

 きれいな木でできた陸橋が,知床5湖がみえるところまで、繋がっている。

 陸橋の橋の両側には、電線が張りめぐり、熊が近づくと電線の電流が流れるようになったいる。

 これでは、熊さんは近づかないかもしれないが、観光客は熊を見ることは出来ないだろう。

 熊さんの変わりにエゾシカの群れが我々を歓迎してくれた。

 午後は、何を見学するのか。 

 フレバの滝散策

 断崖絶壁の中にある滝を陸上から、ガイド付きで見学に行く。

 ガイドさんは20代の若い娘さん。

 熊が出ます。

 熊が出たら、大声を出さないで下さい、

 走って逃げないで下さい。

 私の近くにお集まりください。

 私の指示に従って下さい。

 あたかも、すぐに熊が出てきそうな、説明である。

 見ると、若いガイドはチョッキのようなものを着て。左胸の上には、水を付けていると思ったら、クマよけのスプレーを付けて左胸の上には、音の出る警報器みたいなものを付けている、

背中にはリックサック 、何が入っているのだろう。

 この若い娘のガイドさん、

 年寄りで言うことの聴かない、15名の観光客を熊から守ることが出来るのだろうか、

 熊が出てきたら、俺が先頭になり、剣道の気合で追い払ってやるから、安心しな。

 とは、言わなかった。

 ガイドさんの説明で、あまり整備されていない遊歩道を滝に向かった。

 途中、ガイドによる説明の中で、松の木の話には興味がわいた。

 北海道は松の木が多いという。エゾ松、トドマツ、カラマツ。

 本州のクロマツアカマツの木はない。

 秋には赤い葉になる、アカエゾマツ。

 松が森を作っている。

 杉の木がないので、花粉症の人は、春には、北海道に来ると治る。

 そんな説明で、松の木の北海道での重要性について学んだ。

 松の木は風の強いとこでは、小さく低く岩の間にも生育する、これを寝松という。

 俺の文章はオソマツだ―