定年後の朝飯

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 定年後の朝飯

 朝6時には目が覚める。

 新聞を読んで8時には腹が減る。

 朝飯だ。

 我が家は、まだ奥さんが健在だ。

 奥様が家にいる時には、3食作ってくれるから、俺は幸せなのだ。

 料理教室での友人によると、友人は奥様と交代で料理を作るという。

 俺が、我が家は奥様が三食作ってくれるいうと、友人はうらやましいなという。

 友人は、貴方は、幸せ者だよと、言ってくれた。

 だって俺は、料理がへたくそだもの、貴方のようには、料理は出来ません。

 友人は料理の先生よりも料理が上手い。

 しかし、3食奥様が作ってくれる俺は、彼よりも幸せなのだ。

 実際、俺が料理教室で習ったことを、家で、自分自身で料理して、自分が食べても、そんなに美味しくない。

 料理のセンスのない俺。

 さて、今日の朝飯のメニュウは、なんだったかな。

 昨日、夕方に奥様と一緒にスーパーに行ったので、朝食にしては豪華メニュウだ。

 アサリの味噌汁。 このみそ汁は、2日酔いには、おいしく感じる。

 鮭の切り身の焼き物。

 我が家はいつも、魚が出る。

 鮭でない日は、アジの干物、イワシの干物めざし、その他。

 納豆、これは365日出る。

 かき混ぜるのは俺の仕事。

 野菜サラダ、トマト、キュウリ、レタス、 ブロッコリー、キャベツ、のサラダを大盛の皿に。

 野菜は肝臓に良い。

 明太子、ノリの佃煮、その他昨日の夕食の残り物。

 ゆで卵、卵焼き。

 結構豪華だ。

 いつも行く、安いホテルの朝食のメニュウよりも良いかもしれない。

 そんな、朝食を食べた。

 奥様が胃の調子が悪い時は、パン食。

 スープにサラダ、ベーコンと卵、コーヒーか。

 田舎育ちの俺には、パン食は、物足りない。

 食パンを4枚に蜂蜜、ジャム、バターを付けて食べても、満足感はない。

 奥様には、絶対文句は言わない。

 美味しくパン食を時には、味わっている。

 そんな朝飯を8時には、いただいている。

 そして、昼が来る、

 11時30分を過ぎると、腹が減る。

 奥様の作業の状況を見ながら声をかける。

 恐る恐る、

 もう昼時だな、

 あらそう、奥様は昼めしの用意をしてくれる。

 俺は、幸せ者なのだ。