天草時代の友人 その2

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我が家のコスモス

天草の友人 その2,

 突然電話をくれたFさんとの話は尽きない。

 Fさんとは、仲良しになり、Fさんの実家にも、遊びに行き豪華なおもてなしを、受けたことも、思い出す。

 そのFさんには、小学生の息子さんがいた、

 息子さんと一緒にゴルフの練習に行ったこともある。

 その息子さんの結婚式が、今日になるという。 

 息子さんの相手のお嫁さんは、Kさんの娘さん。

 当時俺は、毎晩飲んだくれていたが、これでは、体がダメになると思い、週に1-2度は、夜に天草剣道クラブに、剣道の稽古に行った。

 熊本の剣道は日本一、

 強い先生ばかりだ。

 そこで俺は、剣道仲間にボコスコ打たれたが、まぐれで、剣道5段に受かってしまった。

 熊本は全国的に、剣道には厳しい審査の所である。

 そこで、5段に昇段するのは、難しい。

 東京に帰り、熊本で5段を受かりましたと剣道仲間に言ったら、みんなが驚いた眼で見てくれた。

 内心では、お前の腕前で5段は取れないだろうという目付きでもある。

 審査の時、天草の先生から、お前は、まだ技量は足りない、審査では黙って何もしないで、立っていろ。

 相手が疲れたと、思ったら、思いっ切り、打て。

 技量不足の俺は、天草の剣道先生の教えのとうりにした。

 どんどん打ってる相手に何もせず、前に出ながら防ぐ。何もしない、何も出来ない。

 相手が疲れたところを、思いっきりメーン。

 決まったね、 これ1本だけ。

 結果合格。合格率20%以下なのに。

 そんな剣道も楽しんでいた、

 その剣道の仲間がKさん、

 確か、小学生の娘さんも俺と一緒に剣道をしたと思う、

 あの娘さんか。

 Kさんとも剣道をしたが、俺はいつも、ボコボコにやられたものだ。」

 後に、6段受験で、名古屋の審査会で一緒だったこともある。

 Kさんは、もちろん、6段、一発合格。

 現在は7段になっている。

 俺は6段審査を20数回受験して、やっと合格。

 俺とはラベルが違うのだ。

 懐かしい、Kさん、Fさん、

 結婚式の式場で、お互いのオヤジが初めて会う。

 共通話題の俺を肴に飲んでいるのだ。

 キャプテン、キャプテン、

 いい響きだ、元気だった天草時代を思い出す。

 Fさん、Kさん、元気に長生きいたしましょう。

 ゴルフも剣道も俺の負けです。

 これからも。頑張って下さい。