羽生結弦選手

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我が家の花

 羽生結弦選手

 北京で行われている、冬季オリンピックは連日熱い戦いが行われている。

 中国で行うという、政治的な問題があるが、4年に一度の冬の祭典オリンピック。

 この日のために4年間以上頑張っている選手の応援は、してやりたい。

 その中でも、日本選手の活躍の中での、羽生結弦選手は、特に応援したいと思い、テレビ観戦した。

 羽生選手は、外見上は、なよなよした容姿で弱弱しい印象を受ける。

 すらっッとした体、長めの顔。

 相撲取りや、ラグビーの選手とは体つきは異なる、

 最も、でっかい相撲取りが羽生選手の様に4回転をして、転んだらアイスには、ひびが入るだろう。 

お相撲さんの4回転見てみたいな。

そんなことは、出来ないか。

 しかし、羽生選手の衣服の下の筋肉はすごいものがあるに違いない。

 何よりも、羽生選手の意思の強さ、頑張りの強さに引かれる。

 過去に、2回もオリンピックで金メタル。

 8年間、敵なしで頑張って来た、

 オリンピック以外の世界大会でも金メタルを獲得している。

 仙台市出身。

 東北震災の時は小学生、仙台で練習していた。 津波の被害に会った人は、避難所で何年間も生活していた。

 その時に羽生選手は、放映されるテレビで優勝したり、見事な技を見せてくれた。

東北の人だけでなく、日本中の人に、希望と夢を与えてくれた。

 今回の北京大会は、3度目のオリンピック出場。

 3度目の金メタルの期待にマスコミは騒ぐ。

 すごいプレッシャーだ。

 アメリカの選手は続けて4回も、4回転ジャンプを行う。

 これに勝てるには、どうするか。

 誰もがまだ、行ったことがない、4回転半のジャンプをすれば勝てる。

 そう思い練習した、4年間。

 過去の大会で痛めた両ひざの怪我も完治しない状態で練習を繰り返す。

 後の会見では、足の捻挫もあり、まともに歩けない状態だった。

 競技には痛み止めの注射をして

 いざ、試合へ。

 運は、ついていなかった、

 羽生選手の前に滑った、ロシアの選手が作ったであろう、穴に一番大事な最初のジャンプで、引っかかる、

結果1回転しか出来なかった、 不運。

 それでも頑張って、8位につけて、翌日のフリーの演技をした。

 4年間頑張った4回転半のジャンプ。

 転んでしまった、またもや不運。

 結果4位になる、悔しい、悲しい。

 テレビのインタビューは、9歳のころからの知り合いのテニスの松岡修三さん。

 優しい言葉で羽生選手に語りかける。

 長い付き合いの修三さんの言葉で、さすがの羽生選手も、こらえていた、感情が吹き出す。

 修三さん、ちょっと待って、

 テレビの画面から反対向きになり、こらえていた、涙をぬぐった。 

 俺も一緒に涙した。

 死にもの狂いで頑張ったことのある人間なら、誰でも出てくる感情だ。

 努力しても報われない努力もあるのですね。

 そうだよ、俺には、良くわかる。

 よく頑張った、それでよいのだ。泣きたいときには泣くが良い。

 誰もが出来なかった4回転半は、審判は世界で初めて出来たと、判断した。

 しかし転んだ,減点だ。

 誰にも、できないことに挑戦するその精神に乾杯だ。

 よく頑張った羽生結弦選手、ご苦労様。

 感動を、俺に与えてくれてありがとう。

 今夜の俺の、お酒は最高だ。旨い。なぜか淋しい。 なぜか 哀しい。