春が来た

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春が来た

 今朝起きて庭に出ると、小鳥の声がする。

 ホーホー ケキョとは、まだ鳴かない、鶯の未完成曲だ。

 横浜にも春が来たのだ。

 ウインター ハズゴーン

 スプリング ハズ カーム

 桜の花も咲きだした。

 まもなく満開の時期である。

やっと寒い冬を越して、咲いたこぶしの花はかわいそう。

 1年間待ってやっと咲いたのに3日もしないのに、春の嵐で花は無残に散りる。

 すぐにこぶしに似た白モクレンが咲きだす。

 春。

この字を見ると心が躍る。

 春と言う字は 3に人と日と書く。

 3人の日。

 父と母と僕

 パパとママとそして僕ちゃん

 君と俺と初めて生まれた息子

 妻と私と彼女

 妻と家内と山の神

 ジーサン、バーさん、仏様。 

 皆が寒い長い冬の中で待ちに待った皆の春。

 楽しい夢を見ることが出来る春。

 しかし春を待ち続けてやっと咲いた桜の花も、1週間もしないうちに散ってしまうでだろう。

 あっと言う間の桜の命。

 蝉は地中の中で7年間も頑張って、やっと地上に現れ、7日間の命でこの世を去る、

 蛍は20日。

 人間はせいぜい80年の命。

 人生も活字にすると1000年生きられるという。

 このブログは、せいぜい1週間。

 何人の人が読んでくれているのかな。

 長いようで短い人の一生。

 我が家の桜が散るとすぐに桃の花が咲きだす。 杏の花も負けじ、と咲く。

 桃の花が終われば、ケシの花、ポピー、つつじの花か。

 年間を通じて花の命は絶えない。

 我が家の庭には毎年決まって毎年同じ花のリレーが続く。

 花の命は短くても毎年、毎年リレーが出来ている。

 人間の命は。 そうはいかない。

 花に、ジュラシーを感じる春。

 季節の移り変わりも変わって来た。

 春には3寒4温の日が続きますと,昔習ったことがある。

 しかし現在は1日ごとに寒い日と暖かい日が繰り返されることもある。

 地球の温暖化が進んできた証拠である。

 地球の中の生物にも変化が起きるであろう。

 それにしても、春の温かい日には、心が楽しくなる、

 自然に笑顔に、なれるから不思議である。

 身体の中の細胞が春の温かい光と温度に目覚めたためか、

 せっかくの満開の桜を観に行かないのは、もったいない。

 夜には横浜の桜の花の名所である、弘明寺に,夜桜を見に行こうと、決心した。

 花より団子。

 ビールを片手に、もう一方の手には、焼き鳥。

 大岡川に、満開になり、しだれる夜桜ももうすぐだ。

 早く夕方にならないかな。