ツヨシコンサート

ツヨシ コンサート

 617日 1835

 神奈川県県民ホール 会場は満員のお客様。

 空いている席はない。

 ツヨシ ツヨシ ツヨシの呼び声と、手拍子が響きわたる。

 長渕剛さんのコンサートに行ってきた。

 いい歳、こいで

 眩しい、くらいの照明の光が会場を包む。

 霧の中のような照明の中からツヨシは現れた。

 ロック調の新曲リボーンの歌と共に。

 たやすく希望なんてあるわけないから

 髪振り乱して夢を追いかけた

 人は何度でも、生まれ変われるさ

 かっこいいなーーー

 写真のような、筋肉隆々の裸の肉体で、舞台を飛び回る。

 元気がいいなーーツヨシは確か還暦を過ぎていると思うが、65歳かな――

 歌い終わると、挨拶があった、

 会いたかったぜ、皆にーー

 俺も会いたかったぜーー

 その後ロック調の激しいリズムの曲が続く。

 観客は全員席を立って、手を振り上げる。

 右手、左手、頭の上で、両手で拍手。

 疲れる。

 スポーツジムの何とかいう体操と同じだ。

 汗が出だした。

 激しく赤や青や黄色の色の照明の光が踊っていたが、静かな色に変わる。

 今度は前よりも静かな曲に変わる。

 俺は俺であり続けたい

 ああ 幸せのトンボは、どこへ

 お前は飛んで行く

 ああ、 幸せのトンボは、ほら

 舌を出して笑ってらあーー

 死にたいくらいあこがれた

 東京の馬鹿野郎が

 かっこいいなーー ジーンーと心に来るな、

 気が付けば2時間立ちっぱなし。

 時の過ぎるのを忘れる時間。

 あっという間に終りの時間になる、

 みんな元気でな、ツヨシの挨拶が終わった。舞台が暗くなっても誰も観客は帰らない。

 アンコールー アンコール手拍子は続く。

 すぐにツヨシは、アンコールに答えてくれた。

 又舞台は暗くなる、さらにアンコールの手拍子。

 2度目もツヨシはアンコールに答えて、歌ってくれた、

 舞台が暗くなり、場内アナウンスの女性の声。

 これでコンサートは終了です。

 まだ諦めない観客のアンコール手拍子。

 3度目のアンコール

 出会った頃に、もう一度戻ってみよう、そして手をつなぎ幸せになろうよ

 出会った場所にもう一度戻ってみようよ。

 そして手をつなぎ幸せになろうよ

 俺たち老夫婦の事か、

 若いころを思い出した。

 新婚時代は、何もなくて大変だったなーー

 愛はあったかな

 久しぶりに、若返ったような気分になった、ツヨシのコンサートの夜は終わった、

 このコンサートのチケットは、息子が取ってくれたので,行けた、感謝、

 スマホで予約の抽選申し込み、当選を待ってスマホで支払い、さらに俺と家内のスマホに、送る。

 スマホの画面がチケットになる。

 この手続きは、俺の脳波では出来ない。

 息子よ、ありがとう。