イーチャン
空梅雨
梅雨の季節になると、いつも最初に思い出すのが、若い時に見た漫画と映画の、子づれオオカミだ。
中村錦之助主演の映画にもなった。
シトシトピッシャン ヒトピッチャン
大五郎待っておれよ
ちゃんは仕事をしてくるぞよ
仕事は人切り、やるか、やられるか
シトシトピッチャン ヒトピッチャン
大五郎、帰って来たぞよ、チャン
そんな漫画を楽しんだものだ。
今年の梅雨は異常だ。
いつもなら7月の25日まで、シトシトピッチャンの雨が降るはずなのに、6月下旬には梅雨明け宣言が出る。
関東地方だけと思っていたら、九州、四国、東北地方まで6月だというのに、梅雨が明けたと気象庁の発表があった。
どうなっているのだ。
統計上初めての事らしい。
なぜだ。
俺の何の根拠もない推測は、これはロシアとウクライナの戦争のためではないか。
毎日、ロシアはウクライナに、無差別に沢山のミサイルを撃ち込んで、ウクライナの町中を廃墟にしている。
ウクライナの町が煙に包まれている写真は涙を誘う。
おバカなロシアさん。
日本の梅雨は、ロシアシベリアからやって来る冷たい空気と太平洋からの暖かい空気が日本の上空で喧嘩をするためだと学んだことがある。
ロシア、シベリアの空気は戦争でミサイルを撃ち、どんどん温めるので勢力が弱くなる。
従って梅雨前線の暖かい空気、太平洋高気圧はどんどんロシアにのし上がる。
結果、日本は梅雨どころではなくなる。
おまけに日本列島上空では、太平洋高気圧の上に中国大陸から張り出した、チベット高気圧が重なり2階建て状態が発生している。
この現象は例年7-8月の猛暑時に見られる現象だと新聞に出ていた。
それにしても暑いな。
我が家の古くなったクーラーもこの暑さに対応できなくなった、
もう寿命か。
これもロシアの、バカな戦争のお陰かもしれない。
神様は見ている、
早く馬鹿な戦争は、おやめなさいと言っているに違いない。
日本の空梅雨もロシアの戦争と無関係とは、言えないのだ。
この6月というのに35度以上の日が続く猛暑の中で、苦しんでいる日本人以上にウクライナの人は、戦争で苦しんでいるのだ。