トップガン

                           横浜ベイクオーター

 トップガン

 久しぶりに映画鑑賞をした。

 トップガンマーウィック

 主演のトムクルーズ ライダーマンになったり、戦闘機のパイロットになったり、ヨットマンになったり、かっこいいなーー

 物語はならず者の国家が、核戦争をしようとしてる。

 その秘密基地のウラン濃縮施設をジェット機で爆破する物語。

 その秘密基地は、山々に囲まれた、谷にあるため、ジェット機で攻撃するには、高度なパイトット技量を必要とする。

 中年になり、盛りを過ぎた、教官のトムクルーズトップガンの若者を教育して、作戦を成功させる物語。

 厳しくパイロット訓練をする教官、

 生意気な若手のパイロットが失敗すると、腕立てふせを200回の罰則。

 思い出すなーー俺たちの昔の教育。

 昭和30年くらいから自衛隊パイロット訓練が始まる。

 教官は戦時中のゼロ戦や戦闘機の教官ばかり。

 訓練生の俺たちは、戦後も戦時訓練を受けたようなものだ。

 仲間が失敗すると、全員罰則。

 腕立て100回、グランド10周駆け足。

 お尻を剣道の竹刀で殴られた。

 その竹刀には、海軍精神注入棒と書いてあったなーー

 厳しく訓練を受けたが、良いとこもあった、

 外出して、町のチンピラと喧嘩して、帰って来ると、教官からの呼び出しがある。

 てっきり、竹刀の罰則と思いキヤーー

 喧嘩は、どっちが勝ったか、ハイ我々が勝ちました。 相手を川に掘り込みました。

 良し、良くやった。

 おとがめなし。

 訓練でトップガンのような低空飛行訓練もした。

 教官が一緒に飛行機に乗っていない訓練中、海岸の浜辺で、いちゃついている、一般の若者の上を低空で飛行する。

 飛び上がる砂、逃げ回るアベック。

 楽しかったなーー

 部隊に通報があり、教官からの呼び出し。

 ああ、俺たちは、パイロットは、これで首になるな、

 覚悟して教官室に行く。

 馬鹿者――

 次からは、見つからずにやれ。 

 ゴツツン 拳固を食らった、

 帰れ、俺が責任を取る、

 教官は偉い上層部の幹部に、ひたすら謝ってくれた。

 そんな厳しく優しい昔のパイロット教官もすでに、天国に飛行して、行っちゃた。

 懐かしい、戦後のパイロット訓練を思い出す、映画鑑賞でした。