中秋(15夜)の名月

                              ホテルの朝食

中秋(15夜)の名月

 今年の中秋の名月は、9月10日という。

 昨年は9月末だったのに毎年異なるらしい。

 旧暦の8月15日なのだ。

 中国とか韓国では、それなりの行事や模様しごとがあるらしい。

 日本では、ススキや、月見団子、果物を添えて、月を眺める風習がある。

我が家でも、子供が小さかった時は、ススキと団子を作って、仏壇の前に飾ったものだが、子供が家を出てからは、中秋の名月の行事は行っていない。

 又、中秋の名月は必ずしも満月ではない年もある。

 今年は満月だ。

 いも名月ともいうが、芋は里芋。

 里芋の煮っころがし、久しく食していない。

 食べたくなった。

 中秋は秋の真ん中というが、まだまだ、日中列島は、暑い。

 夏日や真夏日が続くのは、異常気象なのか。

 月見うどん、月見そば、最近は月見バーカー。

 それでも9月になり、空気が澄んできたのか、空の青色が美しい。

 暦上は、天高く馬肥える秋になって来た。

 今年も元気に中秋の名月を眺めることが出来ることを感謝する。

 中秋の名月は1年に1度だが、15夜お月さんは、毎月ある。

 そういえば、俺は、最近ゆっくり、お月様を眺めたことが、ないことに気が付いた。

 じっくりと今年は、中秋の名月を楽しもう。

 月見酒を飲みながら。

 ウサギ,ウサギなに見て跳ねる

 15夜お月さん見て跳ねる。

 の歌を歌いながら。

 日本の童話

 昔、あるところに、ウサギと狐と猿が暮らしていました。

 3匹は、腹を空かし、疲れはてた、老人と出会います。

 老人は食べ物を下さいという。

 狐と猿は、すぐに食料を探して、老人に与えました。。

 ウサギは食料を探しに行ったが、何もない。

 もう一度食料を探しに行く前に火を焚いてくれという。

 猿と狐は火を焚いて待っていたが、ウサギは、何も食料は、取れなかった。

 狐と猿は、ウサギに嘘つきとなじる。

 ウサギは、私には食べ物を取る力がありません、どうぞ私を食べてくださいと言って、火の中に飛び込み老人にお食べ下さいという、

 老人は、本当は神様で、3匹を試したのだ。

 自分は死んでも人のために良いことをするウサギを神様が月の中にウサギを蘇させ、みんなの手本にしたという。

 月の中のウサギを眺めて、俺は酒を飲むことにしよう。

 そういえば、富士山の頂上から、お月様に帰った、かぐや姫は、お月様のどこでどうやって、暮らしているのであろうか。

 お殿様からのプロポーズを断ったので、子供は出来ずに、子孫は滅亡したのか。

 俺も月見酒の酔いが回って来た。