大曲花火大会 春の宴

大曲の花火春の章

 家内が、大曲の花火を見たいという。

 花火か、パット開いてパッと散る。

 はかない人生と同じだな。

 日本の花火で有名なのは、長岡、土浦、大曲。

 大曲は、花火師の競演で、毎回、新しい花火が見れるらしい。

 いいツアーがあった、

 特別テーブル席からの花火観賞。

 特別テーブルは、4名で4万5千円だと、

 贅沢な花火観賞だな、

 4月末のツアーの出発だが、東北はまだ、桜が楽しめる時でもある。

 新幹線で仙台まで行き、松島見学。

 津波で大変だった、松島、遊覧船で、楽しんだ、

 宿泊は鳴子温泉、スキー場に付随したホテルだった、 久し振りの温泉もいいな。

 ぐっすり、眠ることが出来た。

 2日目が、商人の町として、栄えた増田の明治、大正、昭和の建物が残る、町並みを見学する、横手を代表する冬の伝統行事、鎌倉かん、横手公園の桜見学などをして、花火大会への時間調整をする、

 17時には、花火大会の会場近くに到着した。

 19時からの花火開始まで、2時間もあるな。

 まだ、2時間前なのにすごい人が、ぞろぞろと、道路を歩いている。

 カメラを構えていた人も多数いた。

 気が早いな、

 バスを駐車場に止めて、会場に向かう。

 帰りは、人がいっぱいになるので、迷わず、寄り道しないで、お帰り下さい。

 ガイドさんが、声を張りあげる、

 首に、大曲花火大会、特別テーブル席ナンバー23の、大きなカードをぶら下げた、

このカードで、有料会場に入ることが出来る。

 ぞろぞろ歩く、大衆の一員になり、いざ会場へ。

 警察官、ボランテアの交通整理の皆さんありがとう。

 会場は花火が」打ち上げられる、雄物川の河川敷。 すごい数の椅子の設定だ、

 特別席は、真ん中で白いテーブル、ひじ掛け、付の椅子。いいなーー

 さっそくビールで乾杯、豪華な弁当を食べていると、すぐに19時の花火が打ち上げられた、 すごい迫力だ、何十万円もする花火が一度に4-5個、連続に打ち上げられる、

 下からは、花が咲いたように。仕掛け花火が同時に打ちあがる

 心地よい風に吹かれて、ビールを飲みながら、椅子にふんぞり返りながら、空に一杯になった、花火を眺める。 天候も快晴。

 いいなーー 生きていて、よかったな。

 打ち上げるたびに、ドーン、ドーンという音が、はらわたに、しみ込む。

 花火現場でしか味わえない、臨場感。

 無理して、大曲まで来て、後悔はない