諭旨解雇 ゆしかいこ
R元年9月12日、JALの機長が、成田発中部行の便に乗務予定であったが、飲酒検査でアルコールが検出された。
58才の経験豊かな機長、あと2年で定年。
人生が分かりかけてきた、年齢の機長。
飲酒量は社内規定の3倍でパイロットの交代手続きのため15分出発が遅れた。
JAlは機長を諭旨解雇処分のする方針。
JALによると、機長は12日夕の乗務前検査で呼気1リットル当たり最大0,10ミリリットルのアルコール分が検出された。
11日夕から約5時間半、社外の友人と訪れた飲食店でレモンサワー5杯とワインボトル半分ほどを飲んだと言う。
乗務が翌日夕方なので飲みすぎてしまったと、話している。
仕事が忙しく、めったに会えない、気の合った友人と話が盛り上がり、友人と一緒に飲んだのであろう。
機長の諭旨解雇の処分を知った友人は、責任と悔やみを死ぬまで持ち続けることであろう。
そもそも諭旨解雇とは、
懲戒処分には、訓戒、戒告、減給、出勤停止、降格,降職、諭旨解雇、懲戒解雇がある、
諭旨解雇は、一定期間考える時間を会社が与えてくれる。
一定期間とは、1週間から10日以内。
この期間内に自己都合による退職をしないときは、懲戒解雇になる。
自己都合退職は、退職金は出るが、会社による理由によって、減額されることもある。
懲戒解雇は、会社を即日解雇、諭旨解雇は会社のちょっとした,恩量があるという解釈だ、
パイロットにとっては大変な時代になった、
新聞には、アルコール量が0,01で社内規定の3倍という。
つまり、社内規定はアルコール量0,003ということか。
すごい数値だ、誰も疑問に思わないのか。
酒を飲んだことのない人、酒を飲めない人の数値ではないのか。
自動車の酒気帯運転は、0,15ミリグラム以上.
- 15以下は、罰則はない、
人間のアルコール分解能力は、ビール中瓶1本、またわ、お酒1合で4時間という。
個人差はあると思うが、お酒を絶対に飲んではいけないとする、社内規定は厳格すぎる。
人間である以上、毎日の生活でのストレスや社外の人との付き合いや喜びや悲しみ、などの感情で中瓶1本ビールのお酒以上につい飲んでしまうことは、誰でもあることことではないか。
人間が人間の習性を忘れた、厳しすぎるパイロットの飲酒規定規則と思う。
- 003ではこれからも諭旨解雇のパイロットが多数出ても不思議ではない。
パイロットも人間だ。
役所を気にして規定をどんどん下げた、会社の上司や、他の職場のえらいさん、
あなた方も、毎日お酒を飲んではいけません。
仲間とのコージネーションのない、索漠とした、会社の職場が心配だ。
飲酒が原因以外の航空事故にも、対策が必要になって来ると思う。