知床旅行

知床の旅

 連日新コロナの感染状況が報道されるが、一向に患者数が減少しない。

 そのような状況の中で旅行などしてはどうか、悩んだ。

 もう少しの人生、見たいものは見ようという結論で、かねてからもう一度行ってみたいと思っていた、北海道の知床に行くことにした。

 絶景、遊覧観光船、いつもの観光コースよりさらに知床半島の先端まで行きます。

 アザラシなど珍しい動物を見ることが出来ます。

の宣伝に乗りツアーを申し込む。

 知床の観光船に20数年前に乗った時は感動した。

 舟の周りには大きなウミネコカモメが乱舞する。

 餌をやろうとすると。手の先まで近づいてきて餌を食べる。

 きれいな色の目が輝いているカモメの群れ。

 バックミュージックが良い。

 森繁久彌知床旅情

 知床の岬にハマナスの咲くころ

 思い出しておくれ俺たちのことを

 飲んで騒いで丘に登れば

 遥か国後に白夜は開ける

 いいなー。

 そんな光景を思い出しながらの出発になる。

 女満別空港からいざ知床へ

 途中、浜小清水駅でトイレ休憩

 ハマナスのお花が沢山咲いていた。

 ハマナスの実は赤い。

 赤い実をジャムにして食べると美味しいらしい。

 熊のぬいぐるみがあったので、ぬいぐるみと一緒に並んで記念撮影して、知人にメールで送った。

 奥さん太ったねーー

 そういえば家内の体形は熊のようでもあるが、熊ではない。

 熊より怖い。

 翌日、あこがれの知床観光船に乗るつもりでバスに乗ると、ガイドの説明は、今日は観光船は荒天のため出航しません。

 代わりに地上からの知床5湖の見学になります。

 なんだと。

 その観光船に乗るために、この旅行を計画したのに。

 お金を返せ、ハイ5千円お返しします。

 お金の問題ではない。

 旅行案内にも観光船のキャンセルは記載されています。

 パンフレットを見ると、小さい字で観光船キャンセル場合の記載があった。

 天候には、かなわないか。

 しょうがない、この観光船を楽しみにしてきたのに、

 残念無念。

 人生いろいろあるな、これも人生か

 俺の行いが悪かったのか、 残念