独断専行

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横浜赤レンガ倉庫

 独断専行

 コロナ自宅療養者にアビガン処方

 という見出しで、新聞の記事が出ていた。

 千葉県いすみ市の公立病院いすみ医療センターで新型コロナ対策のアドバイザーの医師が、今年の㋇―9月、国内でコロナの治療薬として承認されていない、アビガンを自宅療養者、約90人に処方したという、

 8月9月はコロナ5波の最盛期の時期。

 東京でも、1日2千人のコロナ患者が発生、

 病院にも満員で入院できず、苦しんで亡くなった人が多数発生した時期だ。

 千葉の、この病院には20床しか、コロナ専用病床はない。

 その病床も前からの患者で埋まったいて、他の病院もコロナ患者は受け入れてくれない。

 東京でもコロナで重症になった患者さんが救急車を呼んでも、受け入れる病院がなく・、さんざん救急車で病院を探しまくり、最後には自宅に戻ったという時機だ。

 千葉のこの病院でも、コロナ患者で溢れ、自宅療養せざるを得ない時期と思う、」

       アビガンは、アメリカで承認されたコロナ治療薬。

 日本では臨床研究の一環として入院患者1万5千人以上に投与されている。

 かなりの、治る成果があったに違いない。

 だだ、動物実験で胎児に催奇形性が確認され日本の厚労省は、自宅療養には、投薬は出来ないと、自治体を通じて医療機関に連絡していた。

 医師は、自宅療養のコロナ患者を往診する。

 コロナで苦しむ患者さんを診察して、何とか命を助けようとして、アビガンを処方した、 

 結果、90名以上の自宅療養中の患者さんは、全員回復した。

 また医師は、厚労省に臨床研究参加を申請している。

 役人の問題処理はいつでも遅い。

 役人は、責任を回避する。

 息絶え絶えのコロナ患者さんに、役人の許可を得ないで、アビガンを医師が投与したことが、問題化している。

 なんだ、これは、

 良く、やったと褒めることではないか。

 保健所の所長さんは、医師に同意している。

 市長さんは、自分の責任を回避して、私は治療方針を良く理解していなかった、医師と保健所の所長の同意でやったと発言した、

 コロナ最盛期には、市長は、自宅療養者は、全員回復していると、偉そうに発表している。

 何と情けない、度胸のない市長さんか、

 私の責任で90名の命を救いましたと言えば男が上がり、次回当選間違いないのに。

 独断専行、皆のために自分が責任を背負い行動する。

 この医師がいなければ、90名の命はなかったかもしれない。

 日本の医師にも、立派に任務を果たす人がいるのだ。゙