蝉の声

                              我が家の畑

 セミの声

 ミーンミーン ジージー

 セミの声がうるさく感じる。

 連日35度の猛暑のためか。

 俺のパソコンの部屋の窓まで来て,泣いている。

 夏本番だ。

 剣道を教えている幼稚園の児童に質問した。

 セミの声は、何んと、言って鳴いているのでしょうか、

 数人の子供は 、ミーンミーンと答える。

 セミの幼虫を見たことある人。

 誰もいない。

 セミの抜け殻を見た人、誰もいない。

 6歳児の子供たち。

 セミを、捕まえたことのある人

 誰もいない。

 現代の子供は、夏には外で遊ばないらしい。

 本当に、セミの脱皮を見たことないの。

 誰も見たことがないという。

 昔、俺たちの少年時代は、夏には、虫かご、アミを持って、熱い夏の最中は、虫取りに励んだものだ。 セミのションベンを掛けられながら。

 現代の子供は、クーラーの効いた部屋で、スマホなどでゲームを楽しむらしい。

 子供達の将来が心配になる。

 セミさんは、3年から12年間も土の中で生活しているのだぞ。

 アブラセミは、6年間か、

 土の中では、モグラさん、ミミズさん、カブトムシなどの幼虫と、戦いながら生き伸びるのだ、

 ようやく、6年間頑張って、幼虫になり、地上に出てくる。

 そして、幼虫からセミの姿に脱皮する。

 そこを狙って蜂さんが、食べてしまう。

 生き残って、セミサンになると、今度はクモサンや鳥さんが、襲ってきて食べてしまう。

 それでも、セミさんは声を振り絞って、ミーンミーンと鳴いている。

 それも1週間しか、生きられないのだぞ。

 1週間の命のセミサン。

 私は、ここにいますよ。元気にしていますよ。

 みんなも元気に頑張ろうねと鳴いているのだ。

 9月になると。、カナカナカナと鳴くセミサンが、出てくる。

 哀しいは、悲しいは、私は1週間しか、生きれないのよと、ヒグラシは泣くのだ。

 みんなも、せみさんの声を聴いてやってくれ。

 俺の、セミの話を、まじめに聴いて、くれた、6歳の子供たち。

 静けさや 岩に染み入る、セミの声。

 山形の、山寺で芭蕉が作った、俳句を理解出来る子供になってほしい

 世のあわれさ、はかなさを感じる、日本人いなってほしい。

 ジージーは、願うのだ。

 あるブログからの引用

 ヒグラシ  25度C以下 カナカナ

 ニイニイゼミ  23度C―29度

 アブラゼミ   25-30度

ジリッジリィっ

  クマセミ 30-32度 ジージー

 ミンミンセミ 35度C ミーンミーン

 

 ミーンミーンの時は熱中症注意

 

 セミの声は現在の気温を示すのだそうだ。