京急事故
R元年9月5日京急電鉄の下り線で、横浜新町近くの踏切で快特電車と大型トラックが衝突した。
トラック運転手が死亡、乗客35名が負傷した。
鉄道事故にしては、死亡者が少なくて良かったと思う。
事故原因は道路を間違った、トラック運転者が誤って踏切内に入り、立ち往生したのが原因だ。
現場の道路は通常はトラックが走行できる広さのない道路である、
横浜の公道以外の道路は、都市計画が遅れていたため、私有地が公道になっている。
大きな道路から、住宅地の道に入ると、一方通行や互いに交差する車が、どちらかが道路を譲らなければ通行できない道路が多い。
このトラックも狭い私有道路に紛れ込み、やむなく踏切に入ってしまった。
トラックが踏切に立ち往生した場合は、踏切異常信号機の赤い球が点滅する。
踏切の10M,130M,340M前に設置している。
340Mの信号機は600M前から、運転手が確認できるとする。
340M警報信号機は、子安駅通過の直後にあるらしい。
快速電車の速度は120K,駅構内は徐行するのか。
マスコミ報道では、この340Mの信号機を600M手前で運転者が、気が付いていれば、事故は防がれたという説だ。
余計はお世話だ、なんでも運転手の責任にしたいと、する裏が見える。
テレビの報道ではこの異常信号機は運転手が見えにくい位置にあったように見えた。
120Kもスピードで駅構内のわがままな行動をするお客様の安全を確かめながら、はやい速度で通過しなければならない運転手の気苦労は理解できる。
駅を通過して次にある130M踏み切り手前の信号機の点滅に気が付き急ブレーキをかけても不思議でない。
テレビの映像を見ると、電車はトラックの上に覆いかぶさるようにして、止まっていた。
つまり早い速度でトラックにぶつかった。
もしスピードがさらに遅くぶつかると真正面にトラックとぶつかる。
遅い速度では、電車内にはこの事故よりもさらに多くの死傷者が出たことだろう。
あたかも運転手の責任とするような報道はやめてもらいたい。
思惑だけで事故原因を論ずるのは避けたいものだ。
墓石安全、
これからの事故を未然に防ぐ対策を直ちに考えてほしい。