人間の腸のお話

                                 足湯

人間の腸のお話、

 友人が人間の腸のお話をしていた、

どうも、その友人は、最近便秘に悩まされているらしい。

 日本人の腸の長さは、欧米人に比べて長いのだ、ということをいう友人がいた。

 その腸の長さのため日本人の屁は臭く、欧米人の屁は臭くないのだと言っていたが、本当かな。

 調べてみると人間の大腸の長さは、約1,5M、大腸の表面積は、テニスコート半面(約100平方M)小腸は約6-7M表面積はテニスコート一面(やく200平方M)あるらしい。

 こんなに長い体の中を通過して、いらないものを排出するにために、長い時間かかるのであろう。

 排出が遅くなると便秘になるのか。 

 現役のころは、この排出作業には、苦労をしたものだ。

 仕事は、毎日始まる時間が一定でない。

 仕事中は、のんびり、個室にこもる時間がないのだ。

 例えば朝、羽田発0630分の場合は、乗員は、国内線は1時間前、国際線は1時間30分前には、ショーアップと言って、運航管理者と、出発の前の協議をしなければいけない。

 現在は、その前にアルコール検査もあるらしい。

 逆算すると、5時30分には、制服を着てすぐに、仕事にかかる用意をしなければいけない。

 そのための通勤時間は1時間前の4時30分。家を出るのだ。

 その家を出る1時間前までには、起床していなければ、間に合わない。

 3時30分起床。

 すぐに俺がしたことは、お水をコップに3杯飲む。 出勤の支度をしながら、便意を待つ、

 30分位で便意はやって来る。

 個室にこもり、今日も元気に出勤だ。

 前の日に酒を飲んだり、疲れていたり、ストレスのある時は、コップ3杯の水では便意はやってこない。

 個室でいくら頑張っても、ウサギのウンコ3個だけの日もある。

 その日は、頭も重く、なんとなく体調がすぐれず、元気が出なかった。

 会社や仕事中に個室にこもる時間は、なかった、

 ショウーアップでフライトプランを提出し後は、すぐに、デスとの打ち合わせ、搭乗飛行機のコクピットには、出発15分前までに着席しなければいけない。

 その前に飛行機の周りの外部点検、整備員との打ち合わせの時間。

 搭乗ゲイトまでの時間もある。

 とてもとても朝の個室時間等、取れる状況ではないのだ。

 朝飯も食べる時間もない。

 それで、6時30分羽田発の場合は、3時30分が、俺の個室閉じこもり時間なのだ、その結果便秘になり、痔瘻になる。

 有名な肛門科の、お得意さんになった俺、

 定年後の今でも腸の調子が悪い。

 最後に問題です、腸を仕事にしている仕事は、なんですか。

 お医者さんではありません、

 町長さんです。(ちょうちょう)