飛行中旅客機のドアー開ける

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 飛行中旅客機のドア開ける

 韓国でR5年5月26日アシアナ航空の旅客機のドアーが飛行中に開くトラブルが起きた、

 乗客の男が意図的に開けたとみられる。

 旅客機はドアーが開いたままの状態で着陸し約10名が呼吸困難なの症状を訴えて病院に搬送された、

 ドアーを開けたのは、着陸10分前に男が飛び降りようとして開けたが、乗客や乗員により取り押さえられた。

 機内には強風が吹きこみ、騒然とした状況になったという。

 着陸10分前の飛行機の高度は、5千フート位と思う、

 客室の気圧は、巡行中に比べてだいぶ低くなっている、

 そのためドアーを開いても、強風だけが、吹き込んでだけで、済んだ。

 これが巡行中の飛行高度4万フートでは、どうなるか、

 機内の圧は最高になっているので、飛行中ドアーを開けると、強風処ではない。

 ドアーの周りにいた数人の人間は、機外に吸い出されてしまう。

 過去に飛行中、窓が壊れて、そこに座ったいた人間が外に飛び出した事故もある。

 気圧の力は強い。

 馬鹿男はこんな事、知っているのか。

 現役時代、YS-11に乗務していたころに、機長がコクピットのドアーが突然空いたため、機外に上半身飛び出した事故もあったらしい。

 C社の、YS-11は夏場地上での冷房設備がなかった、

 コクピットの中は暑くてたまらん。

 お客様が搭乗完了まで開けている。

 そういえば、仰ぐための、うちわや扇子も、持ち込んでいた機長もいた。

 暑い暑い。 お客様もよく我慢をしたものだ。

 エンジンを始動すると、冷房も少しは、感じるようになる。

 しかしコクピットは、夏の直射日光で暑い暑い。

 地上滑走中も窓を開けたままの機長も多かった、

 離陸寸前に窓を閉めるが、しっかりと窓のロックを確認しないと、離陸後、窓が開く。

 離陸直後はまだ、機内の圧がないので、窓を閉めることは出来る。

 しかし、かなりの力が必要になる。

 吸い出された機長は、さらに高度が高くなった時に窓が開いたのであろう。

 YS時代に、この吸い出された機長を助けたのは、この俺だといつも言っていた.機長がいた、吸い出される機長の足に飛び掛かり俺が助けたのだという。

 その機長もすでに天国に飛び去り今はいない、 C社のこの事故は、もちろん新聞にも出ていたい。 良き時代であった、